1999年の一番の出来事として、富士山登頂を取り上げたいと思います。
 長年の夢だった富士山登りを家族4人で実現出来ました。ノストラダムスの大予言の外れるのを待って8月に3泊4日を掛けて富士山を堪能しました。
 富士山に挑戦したのは2日め、朝9時頃ふもとに着きました。そこからバスに乗り、五合目へ、と、ここで早くも息子の顔が悪くなった。まずい!!
 そこで早くも用意していた酸素を使用する事に・・・・前途多難である。


 何とか五合目へたどり着く!!

 酸素が効いたのか息子の顔色も戻ってきた。一安心。
まあ登れる所まで行こうか!!と登り始める。(いい加減なものだ)
 杖を何も知らずに買って(登るのに楽かな〜〜)登り始めた。
 登り出してから、人がはんこを押してもらっているのを見て、この杖の本当の意味を知る。
(買っといてよかった〜〜〜)


下の写真(七合目付近)まで登ったところで昼食。重たい思いをして持ってきたおにぎりとお茶だ。その味は言うまでもないだろう。
食べ終わってから高知へTEL(ちなみにドコモしか通じない)。
「今、富士山からよ」。・・・・・・・何とも気持ちの良いものだ。

雲を掴もうかといったポーズ。
この辺まではまだ余裕があった。
八合目の太子館まで登って来たときから段々雲行きが怪しくなってきた。
山小屋の人に、泊まる予定が無いのなら早く下山した方がいいよと勧められた。その言葉を聞いて急に不安になる。(時刻14:30)

八合目から少し登った所に下山道への近道がある。そこに向かってちょっと必死に登った。そして、ようやく下山道の分岐点で撮ったのが左の写真だ。奈美香の疲れ切った顔が全てを物語っている。





何とか無事に五合目にたどり着き、富士登山は終わった。一番天気の良い日を登山に選んだので、富士山のまわりに3泊したのに一度も全景を見ることが出来なかった。帰る日の朝撮った左の写真がまあまあバックが富士山と解る写真です。それだけが心残りであったが、富士急ハイランドで日本一のジェットコースター(ふじやま(写真)にも乗ったし、この旅は一生の思い出になった。

終わり